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●夢と現実のはざまにかけたハンモック

●夢と現実のはざまにかけたハンモック キューバに流れる暑い風の中には、「過去」・「現在」・「未来永劫」と、全ての時間の単位が包括されている。日本に流れている「現在」だけという希薄な時間の単位とは比べ物にならない。脱脂粉乳と3.8牛乳の差、いや水と生クリームの差くらいはあるかもしれない。キューバでは濃厚な時間が、暑い風の中に流れているのだ。そこの空気を吸っているだけで、体全体が満足してしまう。もちろん頭の中を含めてのことだ。糸をひいて、腐りかけた脳みそを、頭蓋骨から出して、36.5℃の生理的食塩水で洗い流しているような、もしくは母の胎内の羊水に浮かんでいるような、そんな心地よい気持ちにさせてくれる。そう、キューバは夢と現実のはざまにかけたハンモック。
 キューバの生活及び文化水準は、他の中南米諸国に比べると格段に高い。医療と教育は徹底しているし、悪質な犯罪は極端に少ない。
 実際キューバに行くまでは、カメラを持ち歩いていたら、赤い腕章をした憲兵に連行されるのではないか、食べるものもなくて栄養失調になるのではないか、夜出歩くと強盗に襲われるのではないか等々、怖いことばかり考えていた。街中が荒廃していて、貧しさの極致がそこにあると思っていた。実は全くそうではなかった。街中が活気づいていて、人々の表情は底抜けに明るい。夜だってススキノを歩くのと同じように歩ける。(1992)



●いったい貧しいのはどっちだ

●いったい貧しいのはどっちだ 日本にはものがあふれている。だから何でもかんでも使い捨て。最近は日本でもやっと資源回収が叫ばれているけれども、キューバではビールやコーラのアルミ缶はコップ代わりに使う。缶切りで上蓋を切るとギザギザになるので、根気よくコンクリートにこすりつけ、切り口をきれいにツルツルにする。それで水を飲んだり、歯磨き用に使ったりする。
 キューバ人がディスコ等でビールを飲むときには、ペットボトルを持参する。従業員がタンクのホースでそれにビールを注いで、飲み終わったらちゃんとそのペットボトルを持って帰る。また、車に一人で乗っていることはない(日本の場合はほとんどが一人で乗っている)。助け合いの精神で、必ず同方向に行く人を乗せてあげる。それはトラックでもタンクローリーでも同じ。なんと合理的、なんと美しい!! (1992)



●キューバは恋人

●キューバは恋人 銀行でボールペンセットをもらった時、街角でティッシュをもらった時、キューバの人達の顔が浮かぶ。これをキューバの人達にあげたらどれだけ喜んでもらえるだろうか、そんなことをつい思ってしまう。日本人だったらちっとも喜ばない物も、彼等は大喜びしてくれる。
 今度行く時には、何をを持って行ってあげようかと、まるで恋人へのプレゼントを考えているような自分に気付いて、驚いてしまう。なぜか恋人や自分の家族を思うのと同じように、キューバは恋しい愛しいものなのだ。不思議な感覚だ。それは僕だけじゃなくて、一度行った人達は一様にそういう感覚を訴える。(1992)



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